物事は常に万全の態勢で望まねばならない。
必ず成功すると思われていた作戦が失敗したとき、
「あ、ダメだった?わりぃ(笑)」
ではすまない場合もある。
デカい隕石が地球に落ちそうな時とか、核ミサイルのボタンが押されそうな時とか。
遺伝子組み換えで生まれた怪獣が暴れだした時とか、独裁者が世界大戦を仕掛けてきた時とか。
物事は、万が一の失敗も許されず、常に万全の態勢で望まねばならない。
だから、Bプランが必要だ。
近未来、テロや国家レベルの危機に対して、
こっそり対応する機関が日本にも作られた。
そこではマンガやアニメの主人公のようなA級メンバーたちがバリバリ活躍している。
独裁者を自滅させたり、怪獣を海に帰したり、デカい隕石を核ミサイルで撃ち落としたり。
「AはエースのA!」
その一方で、マンガの一話分にしか登場しないような面々もいる。
敵の襲来に対し、まずは様子を見ようと話す存在感のない隊長。
初登場の主人公にケンカを売って、最初にぶっ飛ばされる中肉中背。
モニターを見ながら、あいつ(主人公)のやることは常識はずれですと驚く七三分け。
「こちらは了解です」とか「それは妖怪です」などを通信機で報告する後ろ姿だけ。
彼らこそが、Bプランズだ。
大した能力は持ち合わせていない。組織されているのはあくまで万全の態勢のためだ。
もともとBプランなんだから、最上の策として存在しているわけではないのだ。
「BはベターのBな。ベストじゃねえよ。」
Bプランズ、彼等が出てくるということは、つまりマンガの主人公は倒されたということだ。
出動の時はすでに最悪の事態。周りはその時点で諦めムード。
そんな扱いを受け、とにかくモチベーションが上がらない彼らの、夢と希望はどこにあるのか。
世界の平和が守られている間、彼らはいったい何をやっているのか。
「なぁ、ウノやろうぜ。」
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『Bプランズ』
「大丈夫。人類にはまだ、我々Bプランズがいる。・・・ドロー4! UNO阻止!」
@参宮橋トランスミッション
2010.11.5(FRI)-8(MON)