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.comet vol.4

物事は常に万全の態勢で望まねばならない。

必ず成功すると思われていた作戦が失敗したとき、
 「あ、ダメだった?わりぃ(笑)」
ではすまない場合もある。

デカい隕石が地球に落ちそうな時とか、核ミサイルのボタンが押されそうな時とか。
遺伝子組み換えで生まれた怪獣が暴れだした時とか、独裁者が世界大戦を仕掛けてきた時とか。
物事は、万が一の失敗も許されず、常に万全の態勢で望まねばならない。

だから、Bプランが必要だ。



近未来、テロや国家レベルの危機に対して、
こっそり対応する機関が日本にも作られた。
そこではマンガやアニメの主人公のようなA級メンバーたちがバリバリ活躍している。
独裁者を自滅させたり、怪獣を海に帰したり、デカい隕石を核ミサイルで撃ち落としたり。
 「AはエースのA!」


その一方で、マンガの一話分にしか登場しないような面々もいる。
敵の襲来に対し、まずは様子を見ようと話す存在感のない隊長。
初登場の主人公にケンカを売って、最初にぶっ飛ばされる中肉中背。
モニターを見ながら、あいつ(主人公)のやることは常識はずれですと驚く七三分け。
「こちらは了解です」とか「それは妖怪です」などを通信機で報告する後ろ姿だけ。

彼らこそが、Bプランズだ。
大した能力は持ち合わせていない。組織されているのはあくまで万全の態勢のためだ。
もともとBプランなんだから、最上の策として存在しているわけではないのだ。
 「BはベターのBな。ベストじゃねえよ。」


Bプランズ、彼等が出てくるということは、つまりマンガの主人公は倒されたということだ。
出動の時はすでに最悪の事態。周りはその時点で諦めムード。
そんな扱いを受け、とにかくモチベーションが上がらない彼らの、夢と希望はどこにあるのか。
世界の平和が守られている間、彼らはいったい何をやっているのか。
 「なぁ、ウノやろうぜ。」

あなたの人生をもうちょっとだけ面白くするエンタテインメント集団
「.comet」がお送りする ジェットコースター&メリーゴーランド・エンタテインメント!

  『Bプランズ』

「大丈夫。人類にはまだ、我々Bプランズがいる。・・・ドロー4! UNO阻止!」



@参宮橋トランスミッション
2010.11.5(FRI)-8(MON)